オンコマイン

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステムとは、がん組織から抽出したDNA・RNAを解析し、非小細胞肺癌患者に対して医薬品の適応を判断するシステムです。
測定項目として非小細胞肺がん(NSCLC)の4ドライバー遺伝子(EGFR、ALK、ROS1、BRAF)を網羅する、次世代シーケンシング(NGS)技術を用いたコンパニオン診断システムとなっています。遺伝子関連検査の中の悪性腫瘍(固形腫瘍)遺伝子検査に分類されます。

コンパニオン診断システムとは

コンパニオン診断システムとは、ある治療薬が患者さんに効果があるかどうか、治療の前にあらかじめ検査することです。個別化医療の治療薬の有効性を高め、より安全に使うためには、患者がその治療薬を使う対象であるかどうかを正しく見極める必要があります。
例えば、ある治療薬が特定の遺伝子Aに変異がある病気に有効とします。遺伝子Aに変異のない患者さんには効果が期待できないので、あらかじめ患者さんの遺伝子変異の有無を調べておくことで、特定の治療薬の効果が期待できます。

弊社のオンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム 4遺伝子解析 (FFPE)について

検査詳細

検査項目:オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム 4遺伝子解析 (FFPE)
検体量(mL):未染標本スライド5~10枚 厚さ5μm 
容器:Z10
保存:室温
所要日数:7~11日
検査方法:次世代シークエンス(NGS)法