オンコマイン

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム

オンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステムとは、がん組織から抽出したDNA・RNAを解析し、非小細胞肺癌患者、甲状腺癌患者、甲状腺髄様癌患者に対して、医薬品の適応を判断するシステムです。
測定項目として、非小細胞肺癌(NSCLC)では7ドライバー遺伝子(BRAF、EGFR、HER2、ALK、ROS1、RET、MET)、 甲状腺癌/甲状腺髄様癌では、2ドライバー遺伝子(RET、BRAF)を網羅する、次世代シーケンシング(NGS)技術を用いたコンパニオン診断システムとなっています。遺伝子関連検査の中の悪性腫瘍(固形腫瘍)遺伝子検査に分類されます。

コンパニオン診断システムとは

コンパニオン診断システムとは、ある治療薬が患者さんに効果があるかどうか、治療の前にあらかじめ検査することです。個別化医療の治療薬の有効性を高め、より安全に使うためには、患者がその治療薬を使う対象であるかどうかを正しく見極める必要があります。
例えば、ある治療薬が特定の遺伝子Aに変異がある病気に有効とします。遺伝子Aに変異のない患者さんには効果が期待できないので、あらかじめ患者さんの遺伝子変異の有無を調べておくことで、特定の治療薬の効果が期待できます。

弊社のオンコマイン Dx Target Test マルチ CDxシステム について

検査詳細

※下記のFFPEを材料とした検査項目に加えて、FFを材料とした検査項目もございます。

検査項目:肺癌オンコマインDxTTマルチ7遺伝子CDx
検体量(mL):未染標本スライド5~10枚 厚さ5μm 
容器:Z10
保存:室温
所要日数:6~9日
検査方法:次世代シークエンス(NGS)法
 

検査項目:甲状腺癌 オンコマインDxTT マルチ2遺伝子CDx FFPE
検体量(mL):未染標本スライド5~10枚 厚さ5μm 
容器:Z10
保存:室温
所要日数:6~9日
検査方法:次世代シークエンス(NGS)法