ヤ矢冨授7 2005年 東京大学大学院医学系研究科臨床病態 東京大学総長補佐・教育研究評議員、医学系研究科副研究科長/医学部副学部長を歴任後、 2019年4月より東京大学医学部附属病院副病院長 ディープラーニング(深層学習)技術の導入、計算機の処理能力の向上、各種データベースの拡充によるビッグデータ利活用の推進などの要因により、現在、AI技術の可能性は益々大きくなっている。AIはさまざまな分野において応用されているが、ライフサイエンス分野は最も重要な領域の一つと考えられている。そして、今では、AI搭載医療機器は薬事承認を受け、販売が開始されている。 診療現場におけるAIの活用に関する午前のシンポジウムに引き続き、午後のシンポジウムでは、「未来のAI診療とその論点」と題して、幅広く、生物学・医学、先端医療におけるAIの活用の可能性を考える。 多岐にわたる分野の最先端技術の粋を集めたAI細胞選抜法、ゲノム医療へのAIの活用、手術支援ロボットへのAI技術の応用、AI活用を踏まえた新しい医療の展望に関して、我が国を代表する専門家にご講演いただく。そして、最後に、午前のテーマも含めて、総合討論を行う。 本シンポジウムを通じて、聴衆の方々が、AIの新しい息吹、今後の可能性を実感していただく絶好の機会としたい。主な研究領域臨床検査医学、臨床血液学、血栓止血学、生理活性脂質主な著書編著「臨床検査法提要」(金原出版)「今日の臨床検査」(南江堂)「標準臨床検査学」(医学書院)「血液形態アトラス」(医学書院)「臨床検査値判読ハンドブック」(南江堂)「出血性疾患の実践診療マニュアル」(南江堂)「健康診断と検査がすべてわかる本」(時事通信社)など1983年 東京大学医学部医学科卒業 1984年 東京日立病院内科1986年 東京大学医学部附属病院第一内科1991年 山梨医科大学医学部臨床検査医学助手1997年 山梨医科大学医学部臨床検査医学助教東京大学医学部附属病院内科2003年 東京大学大学院医学系研究科臨床病態検査医学助教授同医学部附属病院検査部副部長検査医学教授同医学部附属病院検査部部長トミユタカ東京大学大学院医学系研究科臨床病態検査医学 教授 裕司会の言葉
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