第30回メディコピア教育講演シンポジウム動脈硬化をめぐって◆予防と治療の新しい展開タ田元プロ野球選手現役時代の主な成績と記録・567本塁打(日本歴代3位)・1678打点(日本歴代3位)・MVP1回(昭和63年)・ホームラン王3回(昭和56、58、63年)・打点王2回(昭和46、63年)・日本記録1ヶ月16ホームラン(昭和56年7月)・正力松太郎賞(昭和63年)主な著書「不惑の挑戦:南海ホークス最後のモンスター」(海越出版社)「我が輩はバットである:私小説・プロ野球人門田の軌跡」(海越出版社)「門田博光の本塁打一閃:ホームランに魅せられた男」(ベースボール・マガジン社)この度は 第30回メディコピア教育講演シンポジウムにお招きいただきまして有難うございます。プロ野球ファンの方ならご存知だと思いますが、私は昭和44年21歳で南海ホークスに入団して以来、44歳で引退する23年の間、プロ野球選手としてプレーしておりました。そんな自分の身体を過信していたのでしょう。頭の中では「自分は病気とは無縁だ!」と思い込んで生きて来たように思います。そこにある日突然 脳梗塞が襲って参りました。目の前がグルグ回りだして、嘔吐が止まらない 意識も朦朧としている。そんな状態でした。私自身何が起こっているのか理解も出来ず、ただ当時の野球解説者としての仕事に穴をあけてはいけないという責任感、その日の友人との食事会・・・。現実を受け入れられるまでの精神状態は相当苦しいものでした。今回、当時の体験を通して、皆様に少しでも病気の予防に繋がるお話が出来ればと考えております。どうかよろしくお願いいたします。6昭和23年山口県生まれ44年南海ホークス入団平成4年44歳で現役引退する18年野球殿堂入りカド門ヒロ博ミツ光突然襲ってきた病
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