宝函Summary_44-1
9/13

病理診断科(病理診断部門)におけるバイオハザード(biohazard)は、病理解剖と術中迅速診断の場面に生じやすい。肝炎ウイルス、エイズウイルスへの曝露の恐れのある切創事故への対策と空気感染(飛沫核感染)を介する結核感染への対策が特に重要である。本稿では、バイオセイフティー(biosafety:リスクに応じた安全管理対策)の重要性について、実践病理医の立場から概説する。はじめに

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る